2026年5月3日
新NISAで高配当株ポートフォリオを作る方法|100万円から始める実例
執筆: ただの会社員
結論から言います。新NISAの成長投資枠(年240万円)で高配当株ポートフォリオを組むなら、5セクター分散・利回り3〜4%台を目安に、日本株と米国ETFを7:3で配分するのが現実的だと思っています。
私自身、新潟で45歳のサラリーマンをしながらこの方法で実践中です。イオン株300株は含み損-29.9%と正直しんどい状況ですが、三菱商事は+37.9%と救われています。失敗も含めてリアルな話を書きます。
5セクター分散の考え方
高配当ポートフォリオが崩れる最大の原因は「セクター集中」です。通信株ばかり持っていたら規制リスクで全滅、なんてことも起きます。私が意識している5セクターはこれです。
| セクター | 代表銘柄 | 配分目安 |
|---|---|---|
| 通信 | NTT・KDDI | 20% |
| 商社・金融 | 三菱商事・三井住友FG | 25% |
| 生活必需品・小売 | イオン・積水ハウス | 20% |
| 資源・インフラ | ENEOS・東京電力 | 15% |
| 米国ETF | VYM・HDV | 20% |
正直、私のポートフォリオはイオンを入れすぎたせいで生活必需品セクターに偏っています。「好きな店の株を買う」という判断がいかに危ういか、身をもって学んでいます。
100万円から始める具体的な銘柄配分例
100万円を成長投資枠で運用する場合の配分例です。2024年時点の株価・利回りを参考にしています。
| 銘柄 | 投資額 | 株数目安 | 配当利回り | 年間配当(税引き前) |
|---|---|---|---|---|
| NTT | 10万円 | 約650株 | 3.1% | 約3,100円 |
| KDDI | 15万円 | 約37株 | 3.3% | 約4,950円 |
| 三菱商事 | 20万円 | 約45株 | 2.8% | 約5,600円 |
| 三井住友FG | 20万円 | 約35株 | 3.5% | 約7,000円 |
| 積水ハウス | 10万円 | 約33株 | 3.6% | 約3,600円 |
| 日経高配当50ETF | 10万円 | 約25口 | 3.5% | 約3,500円 |
| VYM(米国ETF) | 15万円 | 約14株 | 3.2% | 約4,800円 |
合計投資額:100万円 / 年間配当(税引き前):約32,550円
税引き後(20.315%)にすると約25,900円、月換算で約2,160円です。「月2,000円かよ…」と思うかもしれませんが、これが100万円スタートのリアルです。
配当金シミュレーション:積み上げれば変わる
投資額を増やすとどう変わるか。平均利回り3.3%で計算したシミュレーションです。
| 投資総額 | 年間配当(税引き前) | 年間配当(税引き後) | 月換算 |
|---|---|---|---|
| 100万円 | 33,000円 | 約26,300円 | 約2,190円 |
| 300万円 | 99,000円 | 約78,900円 | 約6,575円 |
| 500万円 | 165,000円 | 約131,500円 | 約10,960円 |
| 1,000万円 | 330,000円 | 約263,000円 | 約21,900円 |
私が目指しているサイドFIREの目安は「月5万円の配当」なので、投資総額では約2,300万円が必要な計算です。新NISAで年120〜240万円ずつ積み上げながら、10〜15年スパンで目指しています。子供の大学進学(13年後)に間に合わせたい、というのが本音です。
定期的なリバランスの方法
年に1〜2回、以下の手順でリバランスしています。
①セクター比率の確認 スプレッドシートで各セクターの時価評価額を集計。一つのセクターが30%を超えたら要注意。
②含み益銘柄を「新規買い付けで調整」 新NISAでは売却すると翌年まで枠が戻りません。だから含み益が出た銘柄を売るのではなく、比率が低いセクターに新規資金を追加投入する方法で調整します。
③減配・業績悪化銘柄は迷わず入れ替え 配当が2期連続で下がった銘柄はウォッチリスト入り。3期連続なら売却を検討します。NISA枠の消費はもったいないですが、塩漬けよりマシです。
私がイオンを損切りできていないのは、この判断の甘さが原因です。減配はしていませんが株価下落が続いており、「次の年次見直しタイミングで判断する」と決めています。
投稿者の所感
新潟の副業ゼロのサラリーマンとして言えるのは、「完璧なポートフォリオより、続けられるポートフォリオが最強」ということです。イオンの含み損-29.9%は今も痛いですが、それがあるから分散の大切さを本当に理解できました。100万円からでもまず始めて、毎年少しずつ改善していく。それが地方サラリーマン投資家の現実的な正解だと思っています。
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